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    同じ北米株式を投資対象に選んでも、S&P500とNASDAQではパフォーマンスはどう変わる?

    お金

    2021年8月28日

    前の記事では、投資信託を選ぶ重要な基準「投資対象」の一つとして「投資地域」をどう選ぶかをお伝えしました。「ファンド分類」と「投資地域」以外で投資対象を分けるなら、他に何が考えられるでしょうか?

    ファンド分類と投資地域以外で投資対象を分けるなら、「運用資産」の内容があります。同じ日本株式への投資であっても例えば、日経平均とTOPIXのどちらを選ぶかというような話です。TOPIXと日経平均では、それほど大きくパフォーマンスは変わらないかもしれませんが、東証一部と新興市場を対象にした投資信託ではそれぞれのパフォーマンスが大きく変わる可能性があります。例えば、バブル崩壊後の日本の株式市場の低迷期にTOPIX core30の企業では20%以上株価が下落したそうです。一方、東証二部やJASDAQ上場企業では40~70%上がったと聞きます。同じ日本の株式を投資対象に選んでも、運用資産を変えれば、まるで別の国の話かと言うくらいパフォーマンスが違うわけです。

    投資信託ではありませんが、東証マザーズETF(2516)は東証マザーズ上場企業への投資ができ、私もいくらか保有しています。買ってから数年は全然パフォーマンスが良くありませんでした。ところが、コロナショックが起きてから、社会構造が一変するという期待から、マザーズETFは突然値上がりを始めて、日経平均を上回る高いパフォーマンスを見せてくれるようになりました。その後、値下がってしまったので、売り時を失ったかなと反省はしていますが、いずれまた値上がりするときもあるでしょう。

    もちろん新興市場のほうが必ず右肩上がりの成長をするわけではないので、ハイリスクには違いありません。ハイリスクに合わせて手数料も割高になりがちです。新たな市場に挑んでいくという意味では新興国も同じですが、あくまで先進国への投資ですから新興国とは違って地政学的なリスクは受けにくいというメリットもあります。また、それらの新興市場から将来の大企業に育つ企業もあるので、時間軸でのリスク分散をすることにもつながります。米国のNASDAQなどでは特に、世界規模の大企業になりうる新興企業がひしめいています。米国の新興企業だけを投資対象にする著名な投資家もいらっしゃると聞きますし、NASDAQを対象にする投資信託を利用することで、魅力のある米国の新興企業に手軽に投資をすることができます。

    NASDAQのような新興市場は、資金の余裕があれば分散投資の対象に一つは加えるべきでしょう。私も「大和-iFReeNEXT NASDAQ 次世代50」に、取得金額9,791円で200万円近く投資しています。取得してからわずか数か月ですが、基準価額は10,285円 (2021/8/22現在 )に値上がりし、98,000円ほどの利益になりました(ちなみに2021/11/3現在は、11,472円までさらに値上がりして35万ほどのプラス運用になっています)。

    私が投資信託を選ぶとき、3番目に重視する「手数料」については以前の記事でもふれましたが、次の記事でもどう考えるかをあらためてお伝えいたします。投資は自己責任ですので、記事を参考にしながら上手な運用を心がけましょう。

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