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    投資信託の運用も余裕が大事。余裕資金を余裕を持って運用すれば大きな利益も

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    ロシアの通貨ルーブル債対象の投資信託

    投資信託にもリスクもあるので、余裕資金の範囲で運用することが重要です。

    倒産の可能性のある個別株と比べれば投資信託はリスクは少ないと思いますが、投資対象の選び方によっては思わぬ下落に見舞われます。

    例えば、ロシア通貨のルーブル債を対象にする投資信託は、ロシアのウクライナ侵攻を境に基準価額が大きく値下がりしてしまいました。

    ロシアのルーブル債に大きく投資をしていた人は、かなり慌てたでしょう。

    もしもルーブル債で損したときに

    投資信託の運用を始めるときに、いきなりルーブル債対象のものから選ぶかどうかは考える必要があります。

    もちろんロシアがBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の一つとして注目を集めていた時もあるので、投資先として悪いわけではありません。

    ただ、分散投資の一環として、ルーブル債にも投資するのと、ルーブル債だけに集中投資するのは違います。

    もしも分散投資の一環なら、ルーブル債で損しても、他の投資信託の利益でカバーできれば、運用全体としてはOKと言えます。

    当然、ロシアのルーブル債だけの投資では、分散効果がありません。

    分散型の投資信託ならさすがに全損は考えにくいですが、それでも何割かの値下がりはあります。

    分散型投資信託の値下がりリスク

    分散型投資信託の値下がりリスクについて、「キャピタル世界株式ファンド」の値動きを例にして考えてみます。

    この投資信託は世界各国の株式を対象に設定されており、新興国から先進国まで幅広く投資されます。

    年間の信託報酬(手数料)が1.7%のアクティブファンドで、インデックスファンドと比べれば割高な手数料ですが、スタート時点で324億円超の純資産がありました。

    将来性は感じられますから、その当時見つけていたら私も購入したかもしれません。

    このファンドは、2007年10月に基準価額1万円でスタートしました。

    スタート直後から値下がりを続けて翌年にはリーマンショックに見舞われて、2009年3月には基準価額が3,766円まで下がりました。

    もしもスタート時の1万円で購入していたら、1年4か月後には4千円弱ですから6割強の損失になったわけです。

    リーマンショックでは景気も落ち込みましたし、失業も増えました。

    当面のお金が必要になったり、値下がりに耐えられなかったりして、ファンドの解約をしたくなるかもしれません。しかし、実際にそうすると6割の損失が確定です。

    ここで、損切り(損を確定して現金を手にすること)して次の投資に備えるのは、余裕があるから出来ることだと思います。

    一方で、生活が苦しくなったから、解約して現金を手にすると言うのではさすがに余裕のある投資活動とは言えません。

    このファンドも底値を付けた後は上昇し、それから9年後の2016年12月には基準価額1万円まで回復します。

    10年はさすがに長いですが、10年定期ならいくらまで預けられるのか考えてみるとよいのかもしれません。1万円でしょうか、10万円でしょうか?

    そして、できれば余裕の、さらに余裕を持っておきたいところです。

    余裕資金での運用で240%リターン

    この「キャピタル世界株式ファンド」を、余裕を持って運用する場合をシュミレーションしてみます。

    10万円なら10年使わずに待てるとして、2007年10月スタート時(基準価額1万円)に 3万円分だけ購入してみます。

    その後、値下がりが始まったら「ナンピン積み立て運用」(値下がり時だけの積み立て購入)を始めて、マイナス運用が続く間は毎月3千円ずつ積み立てることにします。

    2009年9月に合計の購入金額が10万円の余裕資金に達するので、そこからの積み立てはストップします。

    そうすると、通算の取得金額は6,650円になります(実際は、信託報酬も引かれるので数字通りではありませんが)。

    2013年1月(4年後)には、基準価額が6,694円まで値上がりし、取得金額を超えるので運用損は無くなります。

    さらに、2016年12月(7年後)には基準価額が1万円を越えるようになり、利益は5万円(50%)を越えます。

    2021年11月現在(12年後)は、基準価額が2.3万円を越えており、利益は24万円(240%)を越えることになります。

    郵便局に預けた子供の10年定期預金で5,000円ほどしか金利が付かなかったことを考えれば、二桁違いの利益です。

    余裕資金を余裕を持って運用できれば、複利効果でリターンは大きくなる可能性があるんですね。

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