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    資金運用の失敗で生じた含み損を、何とか解消できた理由

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    ドル両替の100万円含み損を解消するのに役立ったこと

    こんにちは、うしぴです。

    投資などの運用では、貯金ではないので損をしてしまうことも十分にあります。そんなとき、助けになるものは何なんでしょうか?

    その一つは時間だと思います。少なくとも今回のケースはそうでした。

    リーマンショックの直前にドル両替した結果、最大100万円ほどの含み損を抱えることになったと前の記事で書きました。

    がっくりしつつも、ドル預金の額面は変わらないのでドルとして持ち続ければ元本は減りません。ただずっとドルを持ち続ける必要もありません。

    ドル預金のままでは銀行の預金保護も受けられないですし、アメリカのインフレが進めば実質的な価値も下がっていきます。

    とは言え、損をしたまま日本円に戻す決断はなかなかできませんでした。

    「損切り」(含み損のある金融商品を見切り売りして、損失を確定すること)という発想も全く無かった頃でした。

    ドル預金のまま10年間

    迷ったあげく答えは出ずに、そのまま放置しました。5年くらいはそのままにしたと記憶しています。

    外貨を持つことはリスク分散にもなるし、円安ドル高になりさえすれば黒字になるはずだと考えて。

    しかしその間に、外貨が必要となるような万が一の事態は発生せず、円安ドル高も進みません。さすがに何もしないのはもったいないと、外貨のままで運用だけはしようと考えました。

    当時のドル預金先の銀行が扱っている投資信託のうち、外貨建ての投資信託を見ると手数料の高いものばかりでした。

    手数料の低い商品を扱っている他の銀行に外貨を移すのも考えたのですが、外貨の移動にも割高な手数料が発生します。

    結局、銀行はそのままで5年間の定期預金にすることにしました。しかし、また5年は長すぎました。その間にトランプ大統領が誕生して、トランプ相場と呼ばれる株高が進みました。

    株を対象にした投資信託も値上がりしていたので、高額な手数料でも気にせずに適当な投資信託を買っておけば、ずいぶん増えてくれたかもしれないと後悔もしました。

    5年経ちようやく満期がやってきて、数万円分の金利が付きました。円安のタイミングだったことから、日本円にも戻すこともできて数字上の収支も黒字で終わりました。

    何だかんだと、黒字になるまで合計10年かかったわけです。

    10年の間には円安が進んだ時もありましたし、少しくらい損をしても早めに日本円に戻していれば、もっとマシな運用ができたかもしないとも思います。それでも赤字にならなかったのは、時間をかけたからでした。

    もう少し言うと、さらに4年後の2022年は歴史的な円安が進んでいます。ここまで時間を待てれば黒字幅はもう少し大きくなりましたね。

    10年間の塩漬けで学んだこと

    株などが値下がりして含み損のあるまま売却しないでいる状態を「塩漬け」と言います。

    今回は気分的には、10年近く「塩漬け」を続けたようなものでした。

    一つ学んだことは、お金の失敗を挽回するのに、時間は味方になってくれる場合があるということです。時間があればお金が増えるから、という話ではありません。

    今回の話も、インフレが強烈に進んでいたら、多少の金利くらいでは利益などにはならなかったことでしょう。また、これから全く値上がりしないものを時間をかけて持っておくのも、損失が膨らむばかりです。

    それでも、時間をかけられるということは心の余裕につながります。少なくとも、時間があれば心に余裕を持って運用できる、それだけはメリットだろうと思うのです。

    時間をかける余裕ができなかったら、数十万ほどの損失を確定してロスカットしなければならなかったかもしれません。さすがに10年というのは極端で、そんなに時間をかける必要は無かったでしょう。数万円は損しても、もう少し早めに損切してもよかったと思います。

    一方で、本業で給与が入っていますし、焦らずにすんだ10年でした。給与が無いときの10年間だったら、もっともっと焦っただろうと思います。

    ぜひとも時間を味方にしたいところです。時間を味方にするつもりなら、運用を始めるタイミングは、なるべく早いほうがよいのだろうと思います。

    それでは、また。うしぴでした。

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