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    「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」は割安か?

    お金

    2021年10月1日

    前の記事では、SBI証券が販売する「SBI・Vシリーズ」の投資信託3つのうち、「SBI・V・S&P500」のことをどう考えるか紹介しました。今回の記事では、残りの2つのうちの一つ「SBI・V・全米株式」を紹介します。 「SBI・V・S&P500」 との違いは何で、どちらがおススメでしょうか?

    最初に、この記事を公開した2021年10月1日時点では、「今、買うならこの投資信託だと思う」とタイトルに書きました。そのときの基準価額は10,065円と低かったのでそう言い切りましたが、1か月経って11月5日の現在は、11,166円まで値上がりしています。10月初めのタイミングで、もしも50万円分買っていればすでに5万円以上の含み益になっているのではないかと思います。そのときは記事を読んでくれた人自体が少なかったと思いますが、もしも読んだら信じていただいていたでしょうか?

    私が購入している北米株式対象の投資信託の中で、「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・全米株式)と「SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・米国高配当株式)は、それぞれ新規募集の基準価額1万円のときに、50万円分ずつを購入しました。「SBI・V・全米株式」は、2021/6/29スタートの後、7/20に9,748円まで値下がりしました。その後にまた10,000円を越えたり下回ったりして、先ほども書いたとおり11/5現在は11,166円まで値上がりしています。

    年間の信託報酬は、SBI証券で最も人気のある「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500)」と同じ0.0938%と割安で、純資産額は350億円ほどに成長しています。内容の似た投資信託に「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))があるので参考になります。こちらは、2017/9/29にスタートしており年間の信託報酬は0.162%に設定されています。これまで基準価額はコロナショックのタイミングで最大8,717円まで値下がりしましたが、今は1,000円を越えていて、純資産額は4,100億円ほどに成長しています。「SBI・V・全米株式」と「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」では、どちらも、CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指している点が同じです。

    違うのは手数料で、「SBI・V・全米株式」のほうが0.07%ほど低く設定されています。後発なだけに、「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」との差別化を当然意識しただろうと思います。とにかくインデックス型投資信託では、手数料の高低は将来の運用利益に大きな違いを生みます。手数料が低ければ、投資も集まりやすくなりますし、将来の成長も期待できます。しかも、現在は基準価額が「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」よりもずっと低いので、割安な状況だと思います。「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」と似ているだけに、8千円台後半までの値下がりと19,000円くらいまでの値上がりは予想しておきましょう。1万円で買ったら、1割弱は下がる可能性があり、9割くらいは値上がりする可能性もあるということです。過去の実績で将来を予測し切れるとは限りませんが、私は過去を見て将来を考えます。

    私が今このタイミングで買うとしたら、割安感のあるこの「SBI・V・全米株式」を選びます、と先ほども述べたとおり、基準価額1万円に近かった10月1日に公開した記事の中では本気でそう書きました。1.1万円に値上がりした現在でも 「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」 と比べればまだまだ割安なので、まとめ買いの機会は続いているとも考えられます。ただもしも値下がりすれば、1万円で買ったときよりも1.1万円で買ったときの方が影響を大きく受けてしまいます。たとえ値下がりしても「ナンピン積み立て投資」で対応できるよう、余裕資金のさらに余裕の範囲で買うのがよいと思います。

    「SBI・V・全米株式」は、SBI証券の投資信託ランキングでも3位に位置する人気の商品です。一方、ランキング1位の「SBI・V・S&P500」は厳選された500社のみが投資対象なのに対して、「SBI・V・全米株式」は全米のほぼ100%、4,000社を対象に投資します。幅広い銘柄へのリスク分散になるのでそれはよいのですが、その分、弱い銘柄も含んでいるはずと思いますので一定の注意は必要です。 ただ、「SBI・V・S&P500」の基準価額は16,981円まで値上がりしているので、まとめ買いするのには今は高すぎると思います。

    先の記事では、「SBI・Vシリーズ」の最後の一つ「SBI・V・米国高配当株式」も紹介します。次の記事では、米国株式対象の別の投資信託「PayPay投信 NYダウインデックス」を紹介します。投資は自己責任ですので、記事を参考にしながら上手な運用を心がけましょう。

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