ゆめしま海道
エコフィールド松原ファミリーキャンプサイトは、「ゆめしま海道」にある。
ゆめしま海道は、海を見ながら島伝いに本格的なサイクリングが楽しめるサイクリングロード。
広島県と愛媛県を結ぶ、サイクリストの聖地「しまなみ海道」のすぐ近く。
しまなみ海道と同じように、海に架けられた橋を渡るサイクリングが楽しめる。
場所は、愛媛県越智郡上島町。
25の離島からなるんだって。
そのうちの大きな４島（生名島、佐島、弓削島、岩城島）が3つの橋で繋がっている。
しまなみ海道にある因島（いんのしま）のすぐ近くに、ゆめしま海道の生名島（いきなじま）がある。
因島と生名島は300mほどと近いけど、橋でつながれていない！
広島県（因島）と愛媛県（生名島）をつなぐのは、政治的に簡単じゃないのかな。
因島の土生港から生名島の立石港まで、フェリーに乗って５分ほど。
サイクリングはもちろん良いけれど、この記事は車と一緒に渡ってキャンプをする話。
エコフィールド松原ファミリーキャンプサイト
「エコフィールド松原ファミリーキャンプサイト」は、生名島から橋を二つ渡った弓削島（ゆげじま）にある。
生名島のフェリー乗り場（立石港）から車で15分。
松原海水浴場という海岸にあって、６区画だけの小じんまりしたキャンプ場。
松原海水浴場は、環境省が認定する「快水浴場百選」に愛媛県で唯一選ばれている。
シーズンには、海水浴客で賑わいそう。
松原という名前のとおり、松林に面した美しい海岸が広がる。
昔は自由にキャンプができたらしいけど、コロナがあってからそのサイトでしかキャンプできない。
６区画しかないので、海水浴シーズンの土日は早めの予約をしたほうが良いでしょう。
テントサイトは割りと広くて炊事場も近い。
なんだけど、トイレまでは距離があって、数分は歩く。
海水浴場のシャワー棟に併設されたトイレ。
虫が飛んでいたり死骸になっていたり、お世辞にもあまりきれいとは言えない。
料金は１泊5,000円で決して安くはない。
そのわりに、今時のオートキャンプ場と比べるといろいろ不便。
ゴミは持ち帰り、電源が炊事場だけ、テントサイトに車の横づけはできない。
少し離れた駐車場に停めた車から、テントサイトに荷物を運ぶ。
そして、駐車場への車の出入りにいちいち入り口のポールを抜かないといけない。
駐車場の入り口に、車が入れないようにポールが立っている。
これには鍵がかかっていて、鍵を外さないと抜くことができません。
受付は、車で数分の「せとうち交流館」。
そこでチェックインを済ませると、鍵が受け取れる。
テントサイトから海は、とても近い。
徒歩数秒できれいな海なので、それは良いところ。
訪れたときは秋だったので海水浴客はいなかったけど、サップ体験をしているグループがいました。
テントサイトの横には、SUPのレンタルもありました。
インランド・シー・リゾート・フェスパの日帰り入浴
このキャンプ場の良いところは、海が近いことともう一つ。
「インランド・シー・リゾート・フェスパ」というホテルが近くて、日帰り入浴が楽しめる。
ホテルまで、テントサイトから歩いて５分くらい。
とは言え、ホテルは丘の上にあるので、坂登り（山登り）が必要。
歩いてつらいかどうかは人によると思うので、昼間のうちに歩いて確かめておいたらよいだろう。
丘の上なので昼間は景色も良い！
歩きがつらいと思った人は、車で行こう！
お酒を飲んだら、もちろん歩いて行こう！
帰りは下りなので楽。
日帰り温泉ではなくて、日帰り入浴。
ここは温泉ではなくて沸かし湯。
沸かし湯だけど、施設は充実！
大浴場はあるし、露天風呂はあるし、広めのサウナと水風呂もある。
どうして温泉でないのに、こんなにお湯がたっぷりあるのかと不思議になる。
アメニティも充実している。
ホテルは、じゃらんのクチコミで総合4.6、お風呂4.6、たしかに高く評価できる。
料金は大人630円と安くて、午後９時（午後８時まで受け付け）入れる。
９月の三連休に行ったときは、お風呂は全然混んでいなくてほぼ貸切状態だった。
海水浴シーズンは人が多いのかもしれないけれど、離島の良いところは人の少なさだと思う。
きっと、ゆめしま海道のサイクリストも癒しているんじゃないかな。
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