ケアンズでキャンピングカーをレンタル
2019年ゴールデンウィーク、関西空港を午後９時発のジェットスター航空で出発、ケアンズ空港へ朝5時に到着しました。
４月２８日の朝、時差は１時間ケアンズのほうが早いので、日本だと早朝の４時になりますが、ヨーロッパやアメリカと比べると大したことはありません。
6時半には入国して、空港ロビーに出ました。「Optus」のブースには、早朝から受付のお姉さんがいて、そこでSIMカードを購入しました。
1か月32GBで20ドル。9日だけの旅行なので１ヶ月分も要らないんですが、それほど高い金額でも無いのでまぁ良いかと。
カードを差して、モバイルネットワークを有効にしたら、すぐに使えるようになりました。
しばらく空港で時間をつぶして、朝8時前にタクシー15ドルでキャンピングカーのレンタカー屋「Cruisin Motorhomes」に到着。
他で借りてないので比較はできませんが、車の状態も対応も普通に良いキャンピングカー専門のレンタカー屋さんでした。
支払いや車の説明、キャンピングカーへの荷物の積み込みを済ませてようやく出発です。
オーストラリアは日本よりもキャンピングカーが安く借りられてお得です。オーストラリアのキャンピングカー事情は、こちらの記事で。
ケアンズからポートダグラスへ
最初の目的地は、ポートダグラスにしました。ポートダグラスはケアンズ北部のビーチリゾートで町の雰囲気も良く、北部の世界遺産をめぐる観光の拠点としても便利です。
向かう途中、スミスフィールドのショッピングモールで、虫除けスプレーを購入しました。
オーストラリアには、サンドフライと言う小さなハエがいて、刺されるとものすごく腫れてとても痒くなります。
以前のオーストラリア旅行で刺されて大変だったので、これに効く虫除けスプレーは必携です。
「Deet」あるいは「Picaridin」と呼ばれる成分のものに効果があります。
子連れの人は、子供にも使えるかどうかは確認して、なるべく濃度の高いものを選んだほうが良いと思います。
ついでに、「Ali babba Kebabs」というお店で ケバブを購入して、朝ごはんと言うかおやつと言うか腹ごしらえしました。
ラム肉のケバブでクセはあったけど、野菜も多くボリュームもありおいしくいただきました。
ワイルドライフハビタット
ポートダグラスに着いて、「ワイルドライフハビタット」へ直行しました。
オーストラリアと言えばカンガルー、ここはカンガルーに餌やりのできるテーマパークです。
カンガルー用のエサを買ったんですが、このときは、ほとんどのカンガルーはお腹が減っていなかったのか食いつきが悪かったですね。
大きなワニが見れたのと、通路に寝そべる小さなカンガルーに触ることができたのと、わずかにエサを食べてくれるカンガルーがいたのでそれなりに楽しめました。
この旅行中、他の場所ではカンガルーは見なかったので、とにかくカンガルーに会えて満足でした。
ポートダグラスでランチ
その後、「Coles」で買い物しました。コールズはオーストラリアで大手スーパーの一つです。
キャンピングカーは高さがあるので、立体駐車場には停められず、付近の路上パーキングに駐車しました。時間制限はありますが無料で停められます。
キャンピングカーで寝るときに、蚊が入ってくると困ると思って、蚊取り器を探したが見つかりません。
電池型アウトドア用携帯蚊よけ器（半径3m以内に蚊が寄ってこないらしい）が売っていたのですが、25ドルと聞き、高すぎると思ってやめました。
結局、時期によるのかどうか虫除けスプレーの効果か、蚊には悩まされることはなかったので、買わなくて正解でした。
お昼ご飯もコールズで買い、歩いてすぐの「アンザック公園」のベンチで食べました。
小さいけれど遊具がいくつかあって、子供には楽しめる場所です。公園の敷地内には教会があり、結婚式も行われていました。
天気は快晴で、公園のすぐ脇は海でした。浜辺には野生のマングローブの小さな苗が生えていて、掘って抜けるか遊びました。
ただし、ワニ出没注意の看板があったので、泳いでいる人はいませんし注意は必要なんでしょうね。
Tropic Breeze Caravan Park
予約していたキャンプ場 「Tropic Breeze Caravan Park」へ向かいました。ポートダグラスの中心から車ですぐのところです。
受付のお姉さんから「日本のどこから来た？」と聞かれ、そんなことを聞いて何になるのかと思いつつ、「〇〇」と答えました。
受付の裏に貼ってある世界地図を指差して、その地図のどこかと聞かれて、指差すとその町から初めてのお客さんだったようです。
お姉さんがすごく喜んでくれて、押しピンを渡されました。そのピンを〇〇に刺して、お姉さんとハイタッチ。
東京など、いくつかの都市にはピンがもう刺してあって、日本からのお客さんも多いようです。
翌日は、北へ向かってケープトリビュレーションでキャンプするつもりだったんですが、予報が悪いのとそこのキャンプ場が良かったのとで、そのキャンプ場に２泊することにしました。
このキャンプ場は徒歩圏内に町があってとても便利です。晩ごはんは港まで10～15分くらい歩き、「Port Douglas Hemingway’s Brewery」へ向かいました。
食事は、テーブルに持ってきてもらって、後で清算するスタイルです。
地ビールを醸造していて、それはカウンターで頼み、その都度清算して自分のテーブルに持って帰って飲みます。
値段は安くないけど、港を見ながらリゾート感があって気分は最高です。
空を見上げると満天の星が見えました。夜中も天気が良かったし、予報が外れて明日も晴れるのかなと思えたものです。
その夜は、冷房が必要なほどではないけれど暑さを感じて、キャンピングカーの窓を開けて網戸にして寝入りました。明け方は涼しくて、掛け布団が必要なそんな天気でした。
この日は本当に快晴でしたが、その後の天気はぐずついて（曇りがち、時々小雨）で最終日に快晴、そんな旅でした。
ケアンズは５月から１１月が乾季だそうで、ゴールデンウィークのこのときはぎりぎり雨季だったみたいです。
この続きは、また。うしぴでした。
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