旭川から網走まで
夏の北海道キャンピングカー旅行3日目、旭山動物園を観光しました。今や北海道の定番観光地ですし、子供と行くのは初めてだったので喜んでくれました。前日に泊まった「ひがしかぐら森林公園オートキャンプ場」からは車で25分ほどです。
訪れた8月1日はちょうど「旭川市民の日」ということで、旭川市民には旭山動物園は入園無料とのこと。しかも夏休みだったので混むかなと心配しましたが、賑わいはあるものの平日だったのでそこまでは混んでいません。
旭山動物園へは9時30分のオープンと同時に入場し、昼過ぎまで見て回りました。新型コロナまん延防止のためもぐもぐタイム(時間を決めてエサやりを見せるので人が集まる)が無くて、昼過ぎには一通り見終わりました。
この日の宿泊は、なるべく東のほうへ行っておきたいと考えていました。翌日の目的地は網走です。
旭川から網走は結構距離があるので、車で半日くらいかかりそうです。この日のうちに、その半分くらいまで行ければ翌日は移動が楽になります。
地図を見て探すと、旭川と網走の間に「丸瀬布(まるせっぷ)いこいの森オートキャンプ場」というのがあって温泉も近い。旭川からは、車で2時間くらいで行けそうですからここに泊まることにしました。
旭川を離れる前に、美味しいと評判の精肉店「しのはら肉店」でジンギスカン用の肉を買い込みました。ジンギスカン用の肉が気軽に手に入るのも、北海道ならではでした。
「しのはら肉店」の近く、旭川北インターチェンジから高速道路に入ります。
丸瀬布いこいの森オートキャンプ場
丸瀬布いこいの森オートキャンプ場へは、旭川から車で2時間くらいで着きました。旭川は夏の日差しでしたが、こちらは山の中で上着が無いと肌寒い。
サイトにより地面の様子は違いましたが、オートキャンプ場は芝生が手入れされて、トイレや炊事場にも清潔感がありました。
水遊びや釣りのできる川が入り口に流れていて、フワフワドームや、本格的なゴーカートコースもあります。
それと、場内を走る2キロほどの線路があって、「雨宮21号」という蒸気機関車が走っています。4月から10月の土日祝、夏休みなどに運行されています。
森林鉄道で利用されていた車両を、廃線となったときに引き取って、動態展示するためこの公園が作られたそうです。パークゴルフ場もあり、すぐ近くには昆虫生態館という施設もあって、いろいろと楽しめそうでした。
夕食は、BBQコンロで肉を焼き、買ってきたジンギスカンもやろうということに。使い捨てのジンギスカン鍋も用意しておいたので、準備は万端です。
ジンギスカンにはガスコンロを使いました。ガスコンロは火力も強いので、グツグツと煮え立ってくれました。「しのはら肉店」で買ってきたジンギスカンは、噂にたがわず美味しい!
北海道のキャンプ場はどこもそうなのかもしれませんが、ここのカラスは油断をしていると食べ物を取っていきます。ゴミ袋の中身も漁って生ごみを持っていこうとするのでご注意を。
ところで、キャンプ場にはコインランドリーがあったので、たまった洗濯物をまとめて洗いました。乾燥機に移して合計2時間以上まわしましたが、それでも生乾きでした。
占有してしまって、他のお客さんにも迷惑だったようでごめんなさい。旧式コインランドリーだったので時間がかかったみたいです。急ぐ場合は他で、最新式のコインランドリーを探すのがよいでしょう。
丸瀬布温泉やまびこ
食後、雨が降り始めました。
傘をさして、キャンプ場から道路を挟んだ向かいにある「丸瀬布温泉やまびこ」まで歩きました。4月から10月の期間、朝10時から夜9時まで日帰り入浴が利用できます。
露天風呂や薬湯などがあって、小さいながらもサウナと水風呂もあります。キャンプ場から近くて、歩いて行けるのが何よりです。山の中のキャンプ場なので夏でも夜は涼しそうです。温泉で温まれるのはうれしいことでした。
以前はレストランの営業もあったようですが、私たちの行ったときにはコロナのためか営業はありませんでした。
温泉からキャンプ場に戻ると、だんだん雨と風が強くなって、キャンピングカーにも強い雨が打ち付けます。雨が強まりさらに気温も低くなってきました。
長袖を着て、掛け布団と毛布も掛けて眠りました。車内で寝るのはよいのですが、テントの人は不安だったかもしれません。そして、夜中にトイレに行くのは雨に打たれて大変でした。
ただ、夜明けとともに雨は止んでくれたので、外にテーブルを出して、ホットサンドを焼いて食べることができました。
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