キャンピングカーの返却
2019年ゴールデンウィーク８日目、日曜日はレンタカー屋が休業日なので、土曜日のこの日にキャンピングカーは返却です。
この日は朝から、晴れ間が見えます。はっきりとは分かりませんが、ケアンズの雨季が終わったのではなかろうかと思いました。
キャンピングカー返却のために、朝ごはんを食べてから、スーツケースを整理し、車の中を掃除します。
車の外側は汚いままでよいと言われていましたが、内側が汚いと清掃料金を請求されると聞いていたので、備え付けのホウキとチリ取りで床をはきます。
キャンプ場の赤土がこびりついたところは、雑巾で拭きました。雨が止んだおかげで片付けはかどりました。
車に乗ってケアンズへと戻ります。アサートン高原とケアンズを結ぶ道は、くねくねしていて酔いそうです。
子供には、忍たま乱太郎のドラマＣＤを聞かせます。このＣＤは、これまでのドライブでも聞いていて、子供が好きなのですが、音を大きくしないと、離れた後部座席にはよく聞こえません。
耳が割れるくらい大きな音になるので、前の座席の大人二人は耳栓をしていましたが、それでも大きな音でした。
途中、ガソリンを満タンに入れて、レンタカー屋に向かいます。キャンピングカーのナビに従って行ってみると、お店がありません。
目的地入力が間違っていたようです。結局、タブレットのグーグルマップのほうが頼りになりました。
レンタカー屋には先客がいて、1時間近く待たされました。ミラー盗難の保険処理のため、免責額の75ドルを請求されました（６千円くらい）。保険とは別に必要な請求費用だそうです。
メーターを確認して、あんまり走っていないねと言われました。確かに、ケアンズの郊外をうろうろした他、2日間は駐車場に停めてましたから。せっかく保険にも入ったし、たくさん走った方が本当はよかったんでしょう。
ケアンズのホテル「Bounce Cairns」
タクシーを呼んでもらって、ホテル「Bounce Cairns」へ向かいます。バックパッカー用の安宿ですが、ファミリータイプの部屋があり、そこを予約しました。
宿代を節約して、その分、最後のディナーに予算をあてるつもりです。期待せずに部屋に入ったら、2段ベッドがあって子供のテンションが上がりました。
部屋も広くて、ベッドも広く、悪くありません。夜の騒音がうるさくて大変でしたが、それは後ほど。
荷物を降ろして、外に出ます。とりあえず昼ご飯をナビで探すと、フォーの美味しいお店「Pho Viet Vietnamese Noodle Bar」が近くにあるようなので行ってみました。
店先のテーブル席で、子供には生春巻きを、大人は二人ともフォーを食べました。移民してきたベトナムの人が作っている本格的なベトナム料理はとても美味しくて、このお店はおススメです。
ケアンズ市内の観光
ケアンズの海岸へ向かうと、有名なラグーンプールがありました。観光客でにぎわっていましたが、ちょっと足をつけただけで終わりにしました。
海岸の遊歩道に、魚をかたどった大きなオブジェがいくつかあって、そちらでオージーの子供たちが遊んでいます。登るなと書いてあるのに、普通に登って遊んでいます。
うちの子供も、公園の木登りをして遊んでいたのが、そのうちにオブジェに登って遊び始めました。プールには目もくれず、オブジェ登りにはまったようで、ずっと遊んでいました。
ひとしきり遊んだ後に、今度は駅に行くことにしました。駅にはショッピングモールがあるようなので、そこで買い物をしようということです。オーストラリアのお土産に、コールスのエコバックを何個かと、お菓子をいくつか買いました。
夕方、少し早いけど、お店が混む前に有名なシーフードのお店「The Raw Prawn」に向かいました。海岸と公園が見渡せるエスプラネード通り沿いのお店で、オープンテラスの席です。
日本のガイドブックで紹介されているシーフードレストランで、ゴールデンウィーク最中のケアンズですから、さすがに日本人のお客さんが多くて、途中数えたら13組中10組くらいが日本人のように見えました。
ワインと、シーフードフライとシーフードパスタをオーダーして、待つ間、妻と子供は公園のほうに遊びに行きます。待つかと思ったら、意外と早く料理が出てきて、二人はなかなか帰ってきません。
連絡のつけようがなくて待っていると、エスプラネード通りをデモ隊が通りました。何のデモだったのかは分からないまま、行進がしばらく続きました。デモが終わったころに、二人が帰ってきました。
パスタはゆで過ぎでしたが、味は美味しかったと思います。昨日までの雨が嘘のように天気はよくて、ほどよく酔って過ごしました。
食後に、海岸通りを散歩します。子供用の遊具エリアがあるらしいので、そこを目的地に歩きます。途中にも、ところどころトレーニング用具が置いてあり、体を鍛えている人がいます。子供も、腹筋やら鉄棒をして遊んでいました。
遊具エリアは広くて、水遊びのできる場所もあります。まわりは暗くなっていましたが、ナイター照明で明るくなっていました。他の子供たちもたくさん遊んでいて、うちの子供もそれから1時間くらいは遊んだと思います。ここはお金もかかりませんし、子供連れにはとってもおすすめの場所ですよ。
それから、ゆっくり歩いてホテルのほうへ戻ります。そういえば、途中、図書館の近くの木にコウモリが群れていました。あちらではコウモリが普通に飛んでいて、珍しくないんですね。
ホテルに帰ると、パーティーが開かれていました。口コミにあったのですが、毎日のようにイベントが繰り広げられていて、お客さん同士が仲良くなれるそうです。
うちはそのまま部屋に戻りました。部屋の壁越しに大音量の音楽が聞こえます。いつもどおり21時過ぎには寝ましたが、耳栓をしていても寝つきが悪かったです。
あんなにうるさかったのに、なぜか妻と子供は、よく寝たと言っていました。
ケアンズ旅行最終日
翌日は、お昼の飛行機に乗ります。
朝のうち、時間が少しあるので、もう一度遊具エリアに行って遊んで過ごしました。昨日と同じく今日も晴れています。
この年のゴールデンウィークをケアンズで過ごした人は、もう少し早く乾季に入ってほしかったと思ったのではないでしょうか。
タクシーに乗って、ケアンズ空港へ向かいました。出国手続きをした後、レストランで最後の食事に、オージービーフハンバーガーを食べて飛行機へ。
雨季の天気には参りましたが、日本の梅雨ほどは降りっぱなしではなかったし、いろいろと最後まで楽しめたケアンズの旅でした。
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