ミルフォードサウンドへの道—絶景ドライブの楽しみ方
ニュージーランド南島でおすすめの観光地と言えば、世界遺産の絶景が楽しめるミルフォードサウンド。
クイーンズタウンから、車で4時間ほど。
ミルフォードサウンドまで行く道は途中から山道だけど、道路も広くて景色は良いのでドライブは楽しい。
ミルフォードサウンドに行くときは、手前のテ・アナウという町でガソリンを満タンにして、必要な買い物を済ませておいたほうがよいです。
そこから先に、町らしい町はありません!
とは言え、少しは買い物もできるので、紹介しておきます。
ミルフォードサウンドのフェリー乗り場の手前、一般用駐車場の向かいにあるミルフォード湾発見クルーズ情報センター。ここは、軽食が売っていてお土産も買えます。

その隣にあるのは、無人のガソリンスタンド。クレジット決済ができるので、いざというときはそこで入れましょう。
それと、ミルフォードサウンドのクルーズ船乗り場にはスナックの自販機があります。

こんなにクルーズのお客さんが多いのに、自販機だけなんてアンビリバボー!と思ったら、クルーズ船内に軽食の売店がありました。
そちらで買ってね!ということですね。
ちなみに、船内のセルフコーヒーは無料でした。

クルーズで巡るミルフォードサウンドの魅力
ミルフォードサウンドに来たら、クルーズ船に乗るのが定番コース。
お金はそれなりにかかるけど、乗らないと見られない景色はたしかにあります。
ミルフォードサウンド・クルーズ船乗り場の一般用駐車場は、乗り場のすぐ近くではなくて歩いて5分くらいのところだから、時間には余裕を持っていきましょう!


切り立った崖に囲まれた入江をクルーズ船は進む。入り江の波が穏やかで、その入り江に何本もの滝が流れる景色は壮観。

クルーズ船では、マイク放送でいろいろと説明してくれる。自分のヒアリング能力では、あんまり理解はできませんでしたが!
入り江を過ぎると視界が開けます。
外海に出たみたいで、波が少し高くなりました。
そこから折り返しです。
デッキに出て風に当たったり、無料のコーヒーを飲んだり、アザラシ(オットセイ?)を見かけて興奮したり、もちろん写真を撮ったり、そんなことをしている間にクルーズは終了。
はしゃぎ過ぎのため最後は船酔いしたけど、穏やかな海でした。
入り江では、シーカヤックの団体さんも見かけました。
船に乗っているだけで物足りないと言う人は、そちらをどうぞ。

ルートバーントラックの魅力
ミルフォードサウンド観光で他にオススメなのは、トレッキング。
一番良いのは、世界で最も美しい散歩道と言われるミルフォードサウンドトラック。こちらを歩くならツアーの申し込みをしたほうが良いみたいです。
個人で気軽に歩くなら、キーサミットへのトレッキングがだんぜん!
何しろキーサミットは、ニュージーランド有数のトレッキングコースとして有名なルートバーントラックの一部。
サミット(山頂)までの山登りなんだけど、そんなに大変じゃない。3時間くらいで往復できて、山頂には世界遺産の景色が広がります。
キーサミットへの登山口は、The divided carpark と言う駐車場。
テ・アナウからミルフォードサウンドのドライブ途中にあって、駐車場なんだけどグーグルマップでも検索できるからナビ設定しても行けます。

ここに、ルートバーン歩道の入り口(キーサミットへの登り口)があります。
簡易だけどトイレもあるので、済ませて出発しましょう。

サンドイッチなんかを持っていたら、山頂で食べるもオススメ。
開けた場所もあるんで、景色を見ながらゆっくりできます。

他は、ドライブルート沿いにいくつか観光スポットがあるんで、気に入ったところに寄ってきましょう!


唯一無二の宿泊体験—Premium Rainforest Campervan Park
ミルフォードサウンドの宿泊には、Premium Rainforest Campervan Park がおすすめ。

と言うか、ミルフォードサウンドで唯一の宿泊場所。
Campervan Park って日本で言うところのオートキャンプ場みたいなところ。キャンピングカーで泊まれて、ロッジもあります。
ミルフォードサウンドのフェリー乗り場から車で5分くらい。
世界中の人が泊まりにくる場所だから予約は早く埋まる(T_T)
早めに予約をしておいたほうがよいです。
予約が埋まっていていたら、こまめにオンラインの空き状況を見ていましょう!
自分も、トランジットの手荷物検査で待っているとき見たら空いてて、予約できました。
それでも予約が取れなかったときは、Eglinton Valley Campが良さそうです。
ミルフォードサウンドからは車で1時間くらいかかるけど、テアナウの町に戻るよりは全然近いし、シャワーもあるらしいので。
Premium Rainforest Campervan Park はプレミアムと言うだけあって、オートキャンプ場にしては値段が高い。
そのかわり、Pio Pio Restaurantというレストランがあります。
普通のオートキャンプ場には、レストランなんて無い!
せっかくだから朝食とディナーに利用してみた。サービスと料理はGood!
ただし、それなりの良いお値段。


ミルフォードサウンドで唯一のレストランだから仕方ない。
旅の思い出になるし、コスパは悪くないからオススメします。
朝食はアラカルト方式で、ハムクロワッサンやチョコクロワッサンと飲み物を注文しました。
ビュッフェ形式が良かったんですが、それは無く。
思い出よりもお金を優先の人は、共用のキッチンをどうぞ。
広々しててきれいだし、自炊してても気分は豪華です。
朝食はキッチンで、パン・ソーセージと飲み物を自分で用意しても良かったかな。
レインフォレストという名のとおり、森の中のオートキャンプ場。
ミルフォードサウンドは雨も多いから。
森の中なのでキャンピングカーサイトはそこまで広々してないのと、雨が多い土地柄だからなのか、BBQしてる人は見ませんでした。
やっぱり食事は、Pio Pio レストランかキッチンでしょう。

✨旅のヒントとまとめ—ミルフォードサウンドを満喫するために
世界的な絶景スポットであるミルフォードサウンドを100%楽しむためには、事前の準備とちょっとした工夫がポイントになります。ここでは、旅のヒントや役立つアドバイスをまとめました。
✅ 持ち物チェックリスト
- 防水ジャケット:天候が変わりやすく、クルーズ中は特に風と水しぶきが強いです。
- 防寒具:夏でも朝晩は冷え込むことがあります。フリースや軽めのダウンがおすすめ。
- 歩きやすい靴:キーサミットなどのトレッキングに適したハイキングシューズが便利。
- 虫除けスプレー:特に雨の多いエリアではサンドフライ(小さな虫)が出やすいです。
- カメラ・スマホ:絶景を撮り逃さないように。モバイルバッテリーもあると安心。
- 飲み物と軽食:施設が限られているので、移動中の補給用に。
🚗 アクセスと移動のポイント
- 早朝出発を心がける:観光客が多いため、早朝の移動・クルーズがおすすめです。朝の静かなフィヨルドは格別。
- ガソリンは早めに補給:ミルフォードサウンド周辺にはガソリンスタンドが頼りないため、Te Anauなどでの補給を忘れずに。
- 運転に注意:道路はカーブが多く、天候によって視界が悪くなることもあるので慎重に。
🛏️ 宿泊と食事のアドバイス
- 宿泊は早めの予約が吉:特にPremium Rainforest Campervan Parkのような人気施設はすぐに満室になります。
- 自炊設備を活用しよう:Pio Pioレストランも素晴らしいですが、共用キッチンを使って自分たちで食事を楽しむのも一つの醍醐味。
- 食料は持ち込みが安心:近隣にはスーパーが少ないため、クイーンズタウンやTe Anauで食材を調達しておくと便利です。
💡 プチ情報&ワンポイントアドバイス
- クルーズは窓側を選ぶべし:船内のどこに座るかで景色の見え方が変わるので、早めに並んで窓際席を確保!
- 雨の日も絶景チャンス:ミルフォードサウンドは雨が降ると無数の滝が現れ、幻想的な景色に。むしろ「晴れより雨が当たり」と言われるほど。
- 時間に余裕を持った行動を:クルーズの時間やチェックインに遅れないよう、予定は少し早めに動くのがポイント。
🎒まとめ
ミルフォードサウンドは、自然が創り出した圧倒的なスケールの美しさと、静寂に包まれた癒やしの空間を体験できる特別な場所です。しっかり準備していくことで、その魅力を最大限に堪能できます。
慌ただしい観光ではなく、自然の鼓動を感じながら、ゆっくりと過ごす時間こそがミルフォードサウンドの本当の贅沢です。あなたの旅が、最高の思い出になりますように。
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