屈斜路湖の砂湯で車中泊。強烈な酸性温泉の日帰り入浴と
夏の北海道キャンピングカー旅行５日目の続きです。知床を午後２時に出発して「屈斜路湖」へと車を走らせました。
屈斜路湖のほとりに「RECAMP砂湯（砂湯キャンプ場）」というのがあり、ここは車中泊ができると聞いていたのでここに向かいます。
予約しておこうと思ったのですが、ウェブの当日予約が午後２時で終わってしまいました。ウェブ予約だけなのか、電話番号はネットで調べても見当たりません。
受付に直接行くしかなさそうでしたが、営業中に着けるかどうか微妙です。他に車中泊できそうな場所をネットで探しながらのドライブになりました。
調べると、車中泊ができそうな場所は屈斜路湖の周りに他にもいくつかありそうでした。実は、記事の後半で書く「砂湯駐車場」も車中泊できたのですが、それは後で知ったことで。
寝場所が決まらないうちは不安もありましたが、運転担当の妻がぶっ飛ばしてくれたおかげで、午後５時少し前にキャンプ場に到着しました。
屈斜路湖の観光ポイント「砂湯」の手前に受付の建物はありました。湖のほとりの砂を掘るとお湯が涌き出てくるので「砂湯」なんですが、受付を済ませている間、さっそく子供は砂を掘っています。
すごい酸性の川湯温泉、おすすめの「いなか家 源平」と「お宿 欣喜湯」
BBQを始めるには時間が遅いので、外食で済ませることになりました。川湯温泉という温泉街が車で５分くらいのところにあって、食事場所と日帰り入浴があります。
砂湯キャンプ場の受付で聞いた情報では、川湯温泉街の「いなか家 源平」が食事にお勧めということでしたのでそちらに向かいました。午後５時過ぎに行ったところ、営業が６時からでまだ閉まっています。
他のお店も探したのですが適当なところはありません。結局、妻と子は先にお風呂に入ってコンビニでご飯を買って食べることになり、私だけ源平で先にご飯を食べてからお風呂に入ることになりました。
６時直後に源平に行ってみると、驚いたことにすでにほとんど満席です。５時過ぎに行った時には全く人気が無かったので油断していました。ここは本当に繁盛店みたいで、平日でも開店前に行って待つのが正解のようです。
一人だったので座れましたが、頼んだ豚丼はなかなか来ません。ちなみに、「げんコロ」と呼ばれるコロッケが甘くてほんのりバターが効いてオススメらしいです。
ジャズが流れて活気のある店内で何十分も待って運ばれた豚丼は美味しく、これだけ人気があるのも納得の雰囲気と味でした。
日帰り入浴は、源平のすぐ近くにある旅館「お宿 欣喜湯」を利用しました。じゃらんの口コミ評価、総合4.1，お風呂4.6と高評価の旅館です。
川湯温泉は酸性が強烈らしく、水道の蛇口も変色しています。目に入ると強烈に痛いです。ただの沸かし湯のお風呂（真湯）もありました。
ただのお湯なんて温泉に必要なのかと不思議に思いましたが、刺激の強すぎる温泉と真湯のセットは川湯温泉のお決まりみたいです。
利用時間は８時まで。入浴料は1000円とお高めですが、アメニティも揃っていて雰囲気もよくリラックスできます。
屈斜路湖で車中泊なら「砂湯駐車場」がおススメかも
風呂上がり、砂湯キャンプ場に戻りました。受付で言われたキャンプ場の駐車場に行って見ると、林の中で明かりは少なく、トイレは道路の反対側で、暗い中を歩くことになります。昼間は明るいのですが、夜だとほとんど真っ暗でした。
後で知ったのですが、砂湯のすぐそばにある「砂湯駐車場」で、車中泊できたようです。この駐車場は全面舗装されていて明るく、トイレもすぐ脇にあるし、こっちに泊まったほうがお金もかからずよかったかなと思います。
「砂湯キャンプ場」でわざわざ車中泊をする必要があったのかどうか。BBQやテント泊をするのならキャンプ場だったでしょうが、外食だったし車中泊するだけなら「砂湯駐車場」で十分だったかもしれません。
ただ、「砂湯キャンプ場」はキャンプサイトを使えるので、翌朝はキャンプサイトの湖畔にテーブルを広げて、屈斜路湖を眺めつつ優雅に朝ごはんを食べられました。使ったお皿も炊事場で洗えたし、これはこれで良かったのかなと思います。
それでは、また。うしぴでした。
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