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    投資信託の分配金はあったほうが良いのか、再投資と受け取りはどちらが良い?

    お金

    分配金には2種類ある

    投資信託には分配金というものがあります。投資信託の運用収益で支払われるのが普通分配金、元本を取り崩して支払われる特別分配金と呼ばれます。

    特別分配金と言うとボーナスみたいなイメージがありますが、元本を取り崩して資産が減るので、資産を増やす目的にはマイナスになります。

    個別株の配当に当たると考えると分かりやすいですが、個別株では資産を売却してまで配当をすることはありません。

    それでも、毎月分配型と呼ばれる投資信託があって、それには一定の人気があります。

    リタイア世代には特に根強い人気があるのは、毎月お小遣い感覚で収入があるからのようです。

    受け取りか再投資か

    投資信託は購入時に分配金の受取方法を受け取りか再投資を選べるようになっていて、口数買付の場合は受け取りのみというパターンもあります。

    受け取りか再投資か選べるのであれば、長期運用の場合は再投資を選んだほうが良いと思います。

    再投資をすると複利の効果で、お金がお金を生む好循環が期待できるので、お金は再投資にまわしたほうが将来の成長につながります。

    リタイア世代のように、将来の成長よりも日々の暮らしに目を向けている人は分配金を受け取るのもありでしょう。

    分配金が支払われると

    分配型の場合は、分配金が支払われるのが前提になります。

    そうでない場合は支払われるかどうかは運用元の判断によるので、資産成長を目標にしている投資信託だと分配金は出さない傾向があります。

    と言うのも、分配金には税金がかかるからです。先述の特別分配金には税金がかかりませんが、普通分配金にはかかります。

    分配金を再投資に回す設定にしていても、税金分が引かれた金額の再投資になります。

    と言うことは、資産成長を目的にする投資信託の場合は、最初から分配金を出さないでいるほうが、税金を引かれない分、再投資に有利なんですね。

    フィデリティ・USリート・ファンド

    似たような投資信託で、分配金のあるものとないものを比較してみます。

    「フィデリティ・USリート・ファンドD(資産成長型)為替ヘッジ無し」は、2013/6/19のスタート以来、一度も分配金を出していません。2022/12/2現在の基準価額は、25,291円です。

    「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジ無し)」は、毎月分配型の投資信託で、2003/12/9にスタートして直近の分配金は一万口あたり一月35円、分配金を全て受け取りにした場合の基準価額は3,234円です。

    一方で、もしもスタート時点に10,000円分購入して分配金を再投資していれば基準価額は45,086円になっています。

    ファンドDとファンドBはスタートのタイミングが十年くらい違うので両者の単純な比較はできませんが、分配金の再投資で資産が増えているのは同じ傾向です。

    そして、資産成長型のファンドDは純資産593億円です。一方の毎月分配型のファンドBの純資産額は6兆852億円なんですが、10年前も同じくらいの純資産額がありました。ファンドDの10倍以上です。

    これだけ資金が集まっているということは、毎月高額の分配金を得たいニーズがそれだけあるということだと思います。

    純資産額が多いということは、それだけ利益も多いと見込まれます。分配金を出しているために成長はしにくいですが、分配金を受け取りではなく再投資にする設定にしておけば自分の資産だけは成長していきます。

    それと、このファンドBは基準価額もスタート時の3分の1なので、スタート時と同じ金額で3倍の口数が買えます。

    そう言う意味で非常に魅力がありますし、NISAとの相性が良い投資信託に思います。NISAは分配金に税金がかからないので、再投資のときに無駄な出費がありません。つみたてNISAには対応していませんが、私はNISAで買っていて、基準価額が値下がりしたら「ナンピン積み立て運用」しています。

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