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    三井住友TAM-SMTインデックスバランス・オープンの運用で気が付いたプラスリターンのコツとは?

    お金

    2021年5月31日 

    前の記事では、eMAXISシリーズの投資信託を買ってほったらかしした結果、決して高パフォーマンスにはならなかったことを紹介しました。買ってからほったらかしにするのをやめたら、どうなったでしょうか?

    2015年にNISA(株式や投資信託における売却益と配当の税率を一定の範囲で非課税とする制度)で、当時の年間の非課税上限金額100万円を全て投入して「三井住友TAM-SMTインデックスバランス・オープン」を購入しました。基準価額9,670円のときの購入で、私としては、安い金額でまとめ買いをしたつもりでした。それがどんどん値下がりしていきます。NISAは利益に非課税なので、マイナスリターンだと全くありがたみがないどころか損をする可能性も高まります。

    2016年になって年間のNISA投資可能枠が復活したのをきっかけに、何とかしようと運用損益がプラスになるまで積み立て購入をすることにしました。NISAの年間上限金額が2016年から120万円に増えたので、120万円を12ヵ月で割って、毎月10万円ずつを積み立てることにしました。1月から6月まで続けていたら、その間の基準価額は8,558円~8,834円と低く推移し、その「買い」があって、投資合計での取得単価は9,608円まで下がりました。

    値下がりしたものを、60万円分ほど追加で購入することができたわけです。その頃から、基準価額が取得単価を超えてだんだんと上昇を始めてくれました。損益のマイナスを解消するのが目的だったので、値上がりした分の購入を続ける理由は無くなり、7月以降の積み立てはストップしました。プラスに転じた後は、売却のタイミングを考えればよいだけです。その年の12月、基準価額10,912円で売却し、29万円(18.1%)の運用益を得ることができました。基準価額が値上がりをしてくれたので、まとめ買いをして何もせずでも、結局は、プラスリターンにはなってくれたと思います。ただ、安い価格で追加購入した分がプラスリターンを大きくしてくれたのは間違いありません。

    そのことに気が付き、その後の投資に活かしてパフォーマンスが良くなりました。

    ナンピン積み立て運用

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