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    「ナンピン積み立て投資」した投資信託の運用成績、〇勝〇敗?

    お金

    2021年7月4日

    前の記事では、コロナショックのタイミングで「ナンピン積み立て投資」した「SBI新興国株式インデックスファンド」の運用成果を紹介しました。他の投資信託でも同じように「ナンピン積み立て投資」してどのような成績になっているでしょうか?

    2021年3月中旬の、SBI証券で運用中の、私の投資信託のポートフォリオは次のような内訳でした。NISA口座(非課税運用口座)の成績は似たような状況なので省略して、特定口座の成績だけ紹介します。7本の投資信託を運用していましたが、「ナンピン積み立て投資」でいずれも6~75万円(7.8~65.3%)の黒字となりました。

    その後、2021年6月末のポートフォリオは、以下のような内訳になりました。運用中の投資信託は7本から15本に増えました。3月時点で保有していた7本のうち1本は売却していて、残した6本は30.4~80.3%のプラスリターンです。4月から運用を始めたのが8本で、研究もかねて積極投資してみました。0.04%(40円)ほどマイナスリターンのものが一つあり、それ以外は2.0~10.8%のプラスリターンです。購入当初はマイナスリターンだったものも、「ナンピン積み立て投資」をして、早めにプラスリターンに持っていきました。購入したばかりで利益確定はまだ先の予定ですが、早くも21.9万円の利益が出ている投資信託もありました。タイトルに書いた「ナンピン積み立て投資した投資信託の運用成果は、〇勝〇敗?」の答えは、この時点では14勝1敗です。ところで、投資信託ではなくて個別株の運用成績はどうでしょうか?

    個別株の投資法についても研究中で、2021年5月になって購入した2銘柄は、1ヵ月ちょっとで6.4~16.2%のプラスリターンになりました。やっぱり個別株は当たれば大きいですね。ただ、保有している12銘柄のうち、マイナスリターンのものが7銘柄で、投資信託ほどうまく運用できていません。「ナンピン積み立て投資」は個別株には向いていない(積み立て購入設定できない)ので、個別株ではプラス運用にするための勝ちパターンを確立できていないのが理由です。投資信託は「ナンピン積み立て投資」しやすいメリットがあるので、投資信託ではこれが勝ちパターンになってくれています。

    ところで、「ナンピン積み立て投資」を有効に利用するには、購入する投資信託が将来に値上がりするかどうか予想する判断が必要です。値下がりしたものを買い続けても値上がりしてくれなければプラス運用にはなりません。値上がり予想のために考えるべき投資信託のポイントがいくつかあるので、次の記事から紹介していきたいと思います。

    ナンピン積み立て運用

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